承認事項一部変更
デュピクセントで水疱性類天疱瘡を追加 成人の用法・用量を設定
記事公開:承認日:
薬の概要
- 販売名
- デュピクセント皮下注300mgシリンジ
- デュピクセント皮下注300mgペン
- 一般名
- デュピルマブ(遺伝子組換え)
何が変わったのか
中等症から重症の水疱性類天疱瘡が効能・効果に追加されました。あわせて、成人に対する用法・用量として、初回600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する用法が設定されました。 既存の効能・効果であるアトピー性皮膚炎、結節性痒疹、特発性の慢性蕁麻疹、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎については、今回の一部変更では変更ありません。鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎については、症状安定後に4週間隔へ延長できる記載も維持されています。
実務上のポイント
水疱性類天疱瘡では、全身性ステロイド薬の投与が必要な中等症から重症の患者が対象です。処方監査では、診断名だけでなく重症度と、ステロイド投与が必要な状況かを確認するとよいです。 投与開始時は全身性ステロイド薬との併用が前提です。したがって、単剤開始になっていないか、また病勢が落ち着いた後にステロイド漸減を検討する方針かを確認する必要があります。 実臨床では、高齢患者や併存疾患のある患者が多いと考えられるため、感染症、眼症状、過敏症などの副作用にも注意が必要です。服薬指導では、症状の変化や異常があれば早めに受診するよう案内するとよいです。
まとめ
中等症から重症の水疱性類天疱瘡が追加され、成人の投与方法も設定されました。実務では、対象患者の重症度と全身性ステロイド薬との併用開始、漸減の流れを確認することが重要です。
詳細は審査報告書をご確認ください。
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