承認事項一部変更

ソーティクツ錠6mgで承認事項一部変更 乾癬性関節炎を追加

記事公開:承認日:

薬の概要

販売名
  • ソーティクツ錠6mg
一般名
  • デュークラバシチニブ

何が変わったのか

ソーティクツ錠6mgは、TYK2(tyrosine kinase 2:チロシンキナーゼ2)阻害薬で、これまで既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症に使われてきました。今回、効能・効果に既存治療で効果不十分な乾癬性関節炎が追加されました。 用法・用量は変更ありません。成人にはデュークラバシチニブとして1回6mgを1日1回経口投与します。


実務上のポイント

処方鑑査では、今回追加された適応が乾癬性関節炎である点を確認します。乾癬性関節炎は、乾癬に関節炎が合併する病態で、関節症状や身体機能への影響が問題になります。 この薬は、既存治療で効果不十分な患者に使う位置づけです。審査報告書では、NSAIDs(non-steroidal anti-inflammatory drugs:非ステロイド性抗炎症薬)、csDMARDs(conventional synthetic disease modifying anti-rheumatic drugs:従来型合成疾患修飾性抗リウマチ薬)、コルチコステロイドで効果不十分または不耐容の患者が主な対象として示されています。 併用薬の確認も重要です。臨床試験ではNSAIDs、csDMARDs、コルチコステロイドとの併用が行われていましたが、免疫抑制作用のある全身療法との併用では感染症に注意が必要です。また、PsAの適応を有する生物製剤やJAK(Janus kinase:ヤヌスキナーゼ)阻害薬との併用は避けるよう注意喚起されています。 安全性では、感染症、過敏症、ざ瘡などの皮膚関連事象、貧血に留意します。特に重篤な過敏症が重要な特定されたリスクとして設定されているため、発疹や発熱を伴う症状が出た場合は早めの対応が必要です。


まとめ

ソーティクツ錠6mgは、乾癬性関節炎が新たに追加され、既存治療で効果不十分な患者にも使えるようになりました。実務では、対象患者の確認に加え、感染症、過敏症、併用薬をしっかりチェックすることが大切です。


詳細は審査報告書をご確認ください。

審査報告書を確認する
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