承認事項一部変更
オルミエントで承認事項一部変更 円形脱毛症に12歳以上の小児用量を追加
記事公開:承認日:
薬の概要
- 販売名
- オルミエント錠 1 mg、同錠 2 mg、同錠 4 mg、同内用懸濁液 2 mg/mL
- 一般名
- バリシチニブ
何が変わったのか
バリシチニブは、ヤヌスキナーゼ(JAK: Janus kinase:ヤヌスキナーゼ)阻害薬で、これまで関節リウマチ、アトピー性皮膚炎、若年性特発性関節炎、SARS-CoV-2による肺炎、円形脱毛症に用いられてきました。今回、円形脱毛症について、12歳以上かつ体重30kg以上の小児にも用法・用量が追加されました。 追加された円形脱毛症の用法・用量は、成人と同じく1日1回経口投与です。通常量は4mgで、患者の状態に応じて2mgへ減量します。対象は、脱毛部位が広範囲に及ぶ難治の円形脱毛症で、12歳以上かつ体重30kg以上の患者です。 なお、効能・効果自体は変更されておらず、今回の変更は円形脱毛症における小児用量の追加が中心です。
実務上のポイント
処方監査では、まず円形脱毛症の対象が「12歳以上かつ体重30kg以上」であることを確認する必要があります。体重条件を満たさない場合は、今回追加された用法・用量の対象外です。 用量は次のとおりです。 - 通常量:4mgを1日1回経口投与 - 状態に応じた減量:2mgへ減量 服薬指導では、成人と同じく1日1回投与である点を伝えつつ、減量の有無は医師が患者の状態を見て判断することを説明するとよいです。また、JAK阻害薬として、感染症などの安全性情報にも注意が必要で、発熱や体調変化があれば早めに受診するよう案内することが重要です。
まとめ
オルミエントは、円形脱毛症に対して12歳以上かつ体重30kg以上の小児用量が追加されました。実務では、年齢と体重の条件、そして4mgを基本とする1日1回投与かどうかを確認することが大切です。
詳細は審査報告書をご確認ください。
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