承認事項一部変更
ファセンラ皮下注30mgで好酸球増多症候群を追加
記事公開:承認日:
薬の概要
- 販売名
- ファセンラ皮下注30mgシリンジ
- ファセンラ皮下注30mgペン
- 一般名
- ベンラリズマブ(遺伝子組換え)
何が変わったのか
ファセンラ皮下注30mgシリンジ、同皮下注30mgペンに、好酸球増多症候群が追加されました。あわせて、同疾患に対する用法・用量として、成人および12歳以上の小児にベンラリズマブ(遺伝子組換え)30mgを4週間隔で皮下投与する内容が追加されています。 既存の気管支喘息、既存治療で効果不十分な好酸球性多発血管炎性肉芽腫症に加え、好酸球増多症候群での有効性と安全性が評価されています。また、好酸球増多症候群に対する有効性は示され、安全性は許容可能と判断されています。
実務上のポイント
処方監査では、まず対象が好酸球増多症候群であること、そして成人または12歳以上の小児であることを確認したいです。用量は30mgを4週間隔の皮下投与で、気管支喘息とは投与間隔が異なるため、適応ごとの取り違えに注意が必要です。 服薬指導・病棟対応では、好酸球増多の原因となる基礎疾患の有無や、FIP1L1-PDGFRA融合遺伝子などの遺伝子異常の評価状況を確認することが重要です。 寄生虫感染がある患者、F/P陽性患者、既知のイマチニブ感受性変異がある患者、生命を脅かす状態の患者は臨床試験の対象外であり、適切な患者選択が求められるとされています。
まとめ
ファセンラ皮下注30mgに好酸球増多症候群が追加され、同疾患では成人・12歳以上の小児に4週間隔で30mgを投与します。実務では、適応患者の見極めと、基礎疾患やF/Pなどの遺伝子異常の確認を意識して対応するとよいです。
詳細は審査報告書をご確認ください。
審査報告書を確認する