承認事項一部変更

ソグルーヤ皮下注でSGA性低身長症とヌーナン症候群における低身長を追加

記事公開:承認日:

薬の概要

販売名
  • ソグルーヤ皮下注5mg、同皮下注10mg、同皮下注15mg
一般名
  • ソマプシタン(遺伝子組換え)

何が変わったのか

ソマプシタン(遺伝子組換え)は、週1回投与のヒト成長ホルモン製剤で、これまで成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)と骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症に使われてきました。今回、骨端線閉鎖を伴わないSGA(small-for-gestational age)性低身長症と、骨端線閉鎖を伴わないヌーナン症候群における低身長が効能・効果に追加されました。 用法・用量も、追加された2つの効能に対して設定されました。いずれも、ソマプシタン(遺伝子組換え)として0.24 mg/kgを、週1回、皮下注射します。 審査報告書では、SGA性低身長症とヌーナン症候群における低身長のいずれでも有効性が示され、安全性は既承認のヒト成長ホルモン製剤と比べて大きな違いはないと判断されています。


実務上のポイント

処方監査では、今回追加された対象が「骨端線閉鎖を伴わないSGA性低身長症」と「骨端線閉鎖を伴わないヌーナン症候群における低身長」であることをまず確認します。週1回投与に変わりはありませんが、既存の骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症とは用量が異なるため、病名と用量の取り違えに注意が必要です。 服薬指導では、週1回製剤であることに加え、投与中は血清インスリン様成長因子-I(IGF-I:insulin-like growth factor 1:インスリン様成長因子-I)濃度を定期的に確認し、必要に応じて減量を考慮する点を押さえます。成長ホルモン製剤で知られる糖代謝障害や新生物、アレルギー反応、注射部位反応にも引き続き注意し、特に糖尿病を合併する患者や心疾患のあるヌーナン症候群では経過観察を意識するとよいです。


まとめ

ソグルーヤ皮下注は、SGA性低身長症とヌーナン症候群における低身長が追加されました。実務では、対象疾患の確認と、これらの適応での用量が0.24 mg/kg週1回である点を押さえることが重要です。


詳細は審査報告書をご確認ください。

審査報告書を確認する
X Icon

Pharma Works

供給状況・回収・承認情報など
最新の医薬品情報をいち早くキャッチ!