ミンジュビ点滴静注用200mg、再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫を追加
薬の概要
- 販売名
- ミンジュビ点滴静注用200mg
- 一般名
- タファシタマブ(遺伝子組換え)
何が変わったのか
ミンジュビ点滴静注用200mgは、CD19を標的とするモノクローナル抗体で、これまで再発又は難治性の濾胞性リンパ腫に用いられてきました。今回の承認事項一部変更で、再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫が効能・効果に追加され、あわせてこの疾患に対する用法・用量も設定されました。 追加された再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫では、レナリドミドとの併用で投与します。投与スケジュールは、28日間を1サイクルとして、1サイクル目は1、4、8、15、22日目に投与し、2サイクル目と3サイクル目は1、8、15、22日目、4サイクル目以降は1、15日目に投与します。 また、既存の再発又は難治性の濾胞性リンパ腫については、注意喚起の整理が行われました。Grade 1~3Aではリツキシマブ(遺伝子組換え)とレナリドミドとの併用、Grade 3Bではレナリドミドとの併用が用法・用量として明確化されています。
実務上のポイント
処方監査では、まず対象疾患が再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫か、再発又は難治性の濾胞性リンパ腫かを確認する必要があります。濾胞性リンパ腫ではGrade 1~3AとGrade 3Bで併用薬が異なるため、ここを取り違えないことが重要です。 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫では、レナリドミドとの併用であること、そして1サイクル目のみ1、4、8、15、22日目に投与する点を確認します。2サイクル目以降は投与日が変わるため、初回と継続時でスケジュールを見落とさないようにします。 安全性では、infusion reaction、血球減少、感染症、腫瘍崩壊症候群、進行性多巣性白質脳症に注意します。投与前の前投薬が必要で、1サイクル目は必須とされているため、実施漏れがないか確認するとよいです。レナリドミドの休薬・減量基準も併用時の処方確認で重要です。
まとめ
今回の変更で、再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫が効能・効果に追加され、レナリドミド併用の投与スケジュールも設定されました。実務では、対象疾患と併用薬、1サイクル目の投与日、前投薬、レナリドミドの用量管理を確認することが重要です。
詳細は審査報告書をご確認ください。
審査報告書を確認する