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新卒薬剤師の手取りはいくら?月給30万円なら約25万円|給与明細の見方を解説

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新卒薬剤師の手取りは、月給30万円なら約25万円が目安です。少ないと感じても引かれ方としては珍しくありませんが、それだけでは給与水準が妥当かは判断できません。額面別の早見表と、総支給額・控除・内訳の3ステップで自分の給与を確かめる方法を解説します。

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薬剤師じいさん

薬剤師じいさん

薬剤師歴70年の大ベテラン。病院・薬局・ドラッグストアすべてを経験してきた生き字引。豊富な経験と公的データに基づいて、若手薬剤師の悩みにズバッと答えます。

みさ

みさ

新卒2年目の若手薬剤師。病院で働いているけど、年収やキャリアに不安を感じている。全国の悩める若手薬剤師を代表して、気になることをどんどん質問していきます!

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読者からの相談

4月に調剤薬局に入った新卒1年目の薬剤師です。初めての給料が振り込まれた日、通帳を見て固まりました。求人票には月30万円と書いてあったのに、入っていたのは24万円台。夏の賞与も寸志で3万円でした。同期はドラッグストアに行ったのですが、手取りが3万円くらい多いと言っています。秋から奨学金の返還も始まるのに、薬剤師の新卒って手取りはこんなに少ないものなんでしょうか。

📌この記事のポイント
  • 新卒薬剤師の手取りは月給30万円なら約25万円。引かれ方としては珍しくない
  • 給与水準が妥当かは別の話。総支給額・控除・内訳の3ステップで確かめる
  • 1年目の年収が低くなりやすい大きな理由は賞与。2年目には形が変わる

まず結論:手取りが少ないと感じたら、給与明細の3か所を順に見る

先生
最初の給料日というのは、うれしさより先に戸惑いが来ることがあるのう。今日はその戸惑いを、確かめられる形に分けていくとしよう。
新人
私も最初の給料日は振込額だけ見て「あれ、こんなものなんだ」と思いました。相談者さんは求人票の30万円と比べているぶん、落差が大きいですよね…。
先生
先に答えを言うておこう。求人票の月給30万円がそのまま総支給額なら、手取りは24万9,610円じゃ。おおむね25万円前後で、引かれ方としては珍しい金額ではない。
新人
相談者さんの「24万円台」と、ほぼそのままの数字ですね。どこかで間違って多く引かれているわけではない、と。
先生
そこは安心してよい。ただし、これで「給与水準が妥当かどうか」まで分かったわけではないぞ。手取りは総支給額から引いた残りじゃから、手取りだけを見ても、総支給額そのものが相場に届いておるかは分からん。
新人
「引かれ方が普通かどうか」と「そもそもの給料が妥当かどうか」は、別々に確かめないといけないんですね。
先生
そのとおりじゃ。確かめる順番は3つある。
  • 総支給額はいくらか(給与水準そのものを見る)
  • 総支給額から何が引かれているか(税・社会保険料に加えて、会社独自の控除がないかを見る)
  • 総支給額の内訳はどうなっているか(基本給・手当・固定残業代の配分を見る)
新人
順番があるんですね。やみくもに明細を眺めても、何を見ればいいのか分からなかったので助かります。
先生
必要なのは給与明細1枚と、求人票か労働条件通知書だけじゃ。この3つを踏めば、引かれ方の問題なのか、給与水準の問題なのかを自分で切り分けられる。

その金額は手取り?額面? 3つの数字を分けて見る

先生
ステップに入る前に、ひとつ整理しておこう。相談者さんが「少ない」と言っている数字と、世の中に出回っている数字は、そもそも別のものを指しておる。
新人
別のもの、ですか。同じ「給料」の話をしているつもりでした。

給与明細の「総支給額」「控除合計」「差引支給額」

先生
給与明細には大きく3つの数字が並んでおる。基本給や手当を足した「総支給額」、これが額面じゃ。次に社会保険料と税金を合計した「控除合計」。そして差し引いた「差引支給額」が手取りになる。
新人
総支給額 − 控除合計 = 差引支給額。並びで見ると当たり前ですけど、振込額しか見ていないと、自分の額面がいくらかも言えないままなんですね。
先生
わしが薬局におった頃も、明細の控除欄まで見ておる新人はほとんどおらんかった。会社によって呼び方は少し違うが、並び方は同じじゃ。まずは自分の総支給額を言えるようにしておくとよい。

求人票も統計も、出ている数字は額面

先生
そのうえで大事なのは、外で見かける数字がどちらか、じゃ。「薬剤師の平均年収は500万円台」「初任給は30万円前後」──就活中に見たこういう数字は、すべて税引き前の額面じゃ。
新人
統計も求人票も額面なんですね。それを手取りと並べていたら、そもそも比較になっていない…。
先生
相談者さんが驚いた「求人票は30万円なのに振り込みは24万円台」という差も、そこから生まれておる。
新人
手取りだけ見ていると、自分の給料が高いのか低いのかを判断する材料が手に入らない。だからまず額面に揃える、ということですね。

新卒薬剤師の手取りはいくら?額面別の早見表

先生
では、額面からいくら引かれるのかを見よう。「額面の75〜85%が手取り」という説明をよく見かけるが、幅が広すぎて自分の場合に当てはめられん。
新人
30万円の75%と85%だと3万円も違いますもんね。それだと安心も心配もできません。

月給30万円なら、手取りは約25万円

先生
東京都・40歳未満・扶養親族なし・協会けんぽ加入という前提で、額面別に計算するとこうなる。

額面別の手取りの目安(東京都・40歳未満・扶養親族なし・協会けんぽ・令和8年度の料率で試算)

額面(総支給額)厚生年金健康保険(支援金込み)雇用保険所得税手取り
25万円2万3,790円1万3,104円1,250円4,770円20万7,086円
30万円2万7,450円1万5,120円1,500円6,320円24万9,610円
35万円3万2,940円1万8,144円1,750円7,820円28万9,346円
先生
どの額面でも、手取りはおおむね83%前後に落ち着く。額面25万円なら20万円台前半、30万円なら24万円台後半、35万円なら28万円台じゃ。この範囲に収まっておるなら、引かれ方そのものは通常の範囲じゃ。
新人
「引かれすぎでは」という不安は、ここで一度消せるわけですね。
先生
ただし社会保険料は「標準報酬月額」という決まり方をする。給与をいくつかの幅に区切って、その幅ごとに保険料が決まる仕組みじゃ。実際の額が数百円から千円単位でずれるのは、そのためじゃな。保険料率も都道府県と年度で変わる。

20〜24歳の平均は額面33万円台、手取りは28万円前後

先生
自分の額面が高いか低いかを考えるために、統計も見ておこう。厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」では、20〜24歳の薬剤師のきまって支給する現金給与額は男性37万1,700円、女性33万3,100円じゃ。
新人
人数で加重平均すると、男女合わせてどのくらいになるんですか?
先生
およそ33万7,600円で、そこからの手取りは28万166円になる。この年齢層は、新卒の姿にかなり近い集団でな。同じ調査を経験年数別に見ると、20〜24歳の薬剤師は全員が経験年数0年に分類されておる。勤続年数の平均も0.5年、平均年齢は24.5歳じゃ。
新人
ほぼ新卒1年目の集まりということですね。だから自分の額面と比べる相手として使える、と。
先生
ただし集計の対象人数は少なく、とくに男性は330人ほどじゃ。年によって数字が振れやすい点は差し引いて見ておくとよい。

新卒の明細に介護保険料は出てこない

先生
控除の説明では、所得税・住民税・健康保険・介護保険・厚生年金・雇用保険の6つが並んでおる。じゃが、新卒1年目の明細に全部が出てくるわけではない。
新人
私も学生のころ、その6つを見て身構えました。でも1年目の明細に6つ全部は載っていなかった気がします。
先生
介護保険料が引かれるのは40歳からで、20代の明細には現れん。住民税も1年目はほとんど引かれん。理由はあとで話すぞ。つまり1年目に効いておるのは、厚生年金・健康保険・雇用保険・所得税の4つだけじゃ。
新人
関係のない項目まで数えて不安になっていたわけですね。
先生
一方で、2026年4月分から子ども・子育て支援金という項目が加わった。健康保険料に上乗せされる形で料率は0.23%、労使折半なので本人負担は0.115%にあたる。
新人
新しく増えたと聞くと身構えますけど、さっきの計算では391円でしたよね。手取りを大きく動かす額ではないんですね。
先生
大きいのは、あくまで厚生年金と健康保険じゃ。この2つで5万円近くなる。そして相談者さんの場合、秋から奨学金の返還も始まる。この手取りから、さらに返還額が出ていくことになるのう。

返還の負担そのものをどう軽くするかは、別の記事で整理しています。

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1年目の年収が低くなりやすい大きな理由は賞与

薬剤師の20〜24歳と25〜29歳の年収を月給部分と賞与部分に分けた棒グラフ。月給部分の高さはほとんど変わらず、賞与部分だけが大きく違うことを示している
令和7年賃金構造基本統計調査(職種)第7表をもとに作成(女性の数値)
先生
ここまでは月々の話じゃった。次は年収を見よう。ここにも、はっきりした理由がある。
新人
「薬剤師の年収は500万円台」と聞いていたのに、自分は全然届きそうにない。1年目のうちは、私もそう思っていました。

月給は、25〜29歳とほとんど変わらない

先生
まず月給から。20〜24歳と25〜29歳を並べてみよう。

薬剤師のきまって支給する現金給与額(令和7年賃金構造基本統計調査・職種第7表)

年齢階級男性女性
20〜24歳37万1,700円33万3,100円
25〜29歳36万8,800円35万400円
新人
えっ、思ったより差がないですね。女性で1万7,300円しか変わらないし、男性は20〜24歳のほうが高いじゃないですか。
先生
そうなんじゃ。月給で見れば、新卒の時点ですでに数年上の先輩と近い水準にいる。

差がついているのは賞与

先生
ところが、年間賞与その他特別給与額を見ると景色が変わる。

薬剤師の年間賞与その他特別給与額(令和7年賃金構造基本統計調査・職種第7表)

年齢階級男性女性
20〜24歳1万400円3万5,400円
25〜29歳64万7,100円66万2,400円
新人
桁が違います…。賞与だけで60万円以上の差があるんですね。
先生
月給と賞与を合わせて年収に直すと、男性で約60万円、女性で約83万円の差になる。月給の差はわずかじゃったから、この開きはほぼ賞与から来ておることになる。
新人
「自分の給料が安い」と思っていたものの正体が、月給ではないところにあったんですね。
先生
ここで統計の読み方に注意が要る。この「年間賞与その他特別給与額」は前年1年間に支給された賞与の集計でな。20〜24歳の値がここまで小さいのは、この層に前年まだ学生だった人が多く含まれるからじゃ。
新人
つまり「1年目の賞与は3万円くらい」という意味ではないんですね。そこは読み違えそうです。
先生
そう。ただし1年目の年収が低くなりやすいことは変わらん。賞与は算定対象期間に在籍していた人に支払われるもので、厚生労働省のモデル就業規則でも、算定対象期間と支給日を定めて支給する形になっておる。
新人
4月入社だと、夏の賞与の算定対象期間が入社前から始まっていることもありますよね。その期間は在籍していないから、その分は乗らない…。
先生
わしが薬局におった頃も、初めての夏の賞与を見て肩を落とす新人が毎年おった。相談者さんの「寸志で3万円」も、仕組みのうえでは起こりやすいことじゃ。査定が低かったからとは限らん。
新人
それが分かるだけでも受け取り方が変わります。自分の会社の算定対象期間は、どこを見れば分かるんですか?
先生
就業規則か賃金規程じゃ。次の賞与がどの期間の働きぶりで決まるのかが分かるぞ。

残業代で補える額も、新卒のうちは大きくない

先生
「足りないなら残業で」と考えたくなるかもしれんが、統計上その余地は小さめじゃ。20〜24歳の薬剤師の超過実労働時間は男性で月3時間、女性で月5時間。額面のうち残業代にあたる分は月1万円前後にとどまる。
新人
1年目は任される業務の範囲そのものが限られていますもんね。残業して稼ぐより、2年目以降に賞与が乗ってくるのを見込むほうが現実的ということですね。

2年目の6月に、手取りがもう一段下がることがある

先生
さて、後回しにした住民税の話じゃ。1年目に引かれないことが多いのは、住民税が前年の所得に対して課税されるからでな。総務省の説明でも、所得割は前年の1月1日から12月31日までの所得で算定するとされておる。
新人
前年が学生で所得がなければ、課税されないということですね。
先生
そのとおりじゃ。ただし学生時代のアルバイト収入が一定額を超えていた場合は、1年目から引かれることもある。
新人
全員が必ずゼロというわけではないんですね。引かれ始めるのはいつからですか?
先生
2年目の6月からじゃ。地方税法では、給与から天引きする住民税は6月から翌年5月までの12回に分けて徴収すると定められておる。
新人
昇給して額面が上がっても、6月に手取りが減ることがあるわけですね。知らずにその明細を見たら、計算間違いを疑ってしまいそうです。
先生
額の目安も出しておこう。所得割の税率は10%、これに定額の均等割4,000円と森林環境税1,000円が加わる。課税されるのは収入そのものではなく、給与所得控除や社会保険料などを差し引いたあとの金額でな。仮にそれが120万円なら所得割は年12万円ほど、月にすると1万円ほど手取りが減る計算じゃ。
新人
減る話ばかりだと気が重いですけど、2年目は賞与のほうも変わるんですよね?
先生
よい着眼じゃ。2年目は、賞与の算定対象期間に丸ごと在籍している最初の年でもある。1年目の夏より対象期間が長くなる分、賞与額が増えるケースがある。
新人
手取りが下がる月と、年収の形が変わることがセットで起きるんですね。先に知っておけば、6月の明細を見て慌てずに済みそうです。

ステップ1〜3で、自分の給与を確かめる

先生
ここからが本題じゃ。給与明細1枚と、求人票か労働条件通知書を用意してくれ。
新人
その2つなら、今日のうちに手元に揃えられますね。

!給与明細と求人票で確かめる3ステップ

  • ステップ1:給与明細の総支給額(額面)がいくらかを確認した
  • ステップ2:控除欄が厚生年金・健康保険・雇用保険・所得税で説明できるか確認した
  • ステップ3:求人票か労働条件通知書で固定残業代の有無と時間数を確認した

ステップ1:総支給額はいくらか

先生
まず給与明細の総支給額じゃ。手取りではなく額面を見る。この額が、同じ経験年数・同じ業態・同じ地域で働く薬剤師の相場と比べてどうか。ここが給与水準の判断の起点になる。

ステップ2:総支給額から何が引かれているか

先生
次に控除欄じゃ。厚生年金・健康保険・雇用保険・所得税の4つで、控除合計のほとんどが説明できるはずでな。さっきの早見表と見比べて、大きくずれておらんかを確かめる。
新人
もし、それ以外の項目が並んでいたら?
先生
寮費、社宅費、共済費、親睦会費といったものが乗っていることがある。これらは法律で決まった控除ではなく、会社ごとの控除じゃ。同じ総支給額でも、その分だけ手取りが下がる。
新人
法定の控除と会社独自の控除は別物として見るんですね。金額と名目を確認しておけば、「引かれすぎ」の正体が分かりそうです。
先生
法定の控除だけで説明がつくなら、手取りの少なさは引かれ方の問題ではない。総支給額そのものに目を移すことになる。

ステップ3:総支給額の内訳はどうなっているか

先生
最後に、その総支給額が何でできておるかを見る。求人票と労働条件通知書で、月給の中に固定残業代が含まれておらんかを確かめるんじゃ。
新人
学生のときは、そこの見方がまったく分かりませんでした。月給の額しか見ていなかったです。
先生
たとえば月給30万円のうち4万円が20時間分の固定残業代なら、それを除いた基本給は26万円になる。手取りが変わるわけではないが、同じ「月給30万円」でも中身は違う。
新人
手取りが同じなら、何が問題になるんですか?
先生
基本給は賞与や昇給の計算の土台になることが多いからじゃ。内訳を知らんまま額面だけを見ておると、水準を見誤る。
新人
なるほど…。求人票にそこまで書いてあるものなんですか?
先生
書くことが求められておる。厚生労働省は若者雇用促進法にもとづく指針を踏まえ、固定残業代を採用する場合には3点の明示を求めておる。固定残業代を除いた基本給の額、労働時間数と金額等の計算方法、そして固定残業時間を超える分は追加で支払う旨じゃ。制度そのものは違法ではない。内訳が書かれておるかを見るんじゃ。
新人
同期のドラッグストアの方と3万円差があるという話も、この内訳まで見ないと比べられないということでしょうか。
先生
そのとおりじゃ。手取りの差が、そのまま条件の差とは限らん。総支給額・固定残業代の有無・地域手当・勤務時間・賞与の月数を並べて、はじめてどちらの条件がよいかが決まる。
新人
手取りの数字だけで「向こうのほうが良かった」と決めなくていいんですね。
先生
さて、3つを見終えても、ステップ1の答え合わせが残る。総支給額が相場に届いておるかどうかは、自分の明細だけでは分からんからのう。
新人
そこは外の数字と比べるしかない、と。比べるときは何を使えばいいですか?
先生
手取りではなく額面年収じゃ。しかも1年目は在籍が9か月ほどなので、実際の年収額を入れると実力より低く出てしまう。「月の総支給額×12+賞与の見込み額」で換算するとよい。
新人
その賞与の見込み額が、1年目だといちばん分からない気がします。
先生
労働条件通知書か就業規則の賞与欄に「基本給の◯か月分」と書かれておればそれを使う。書かれておらんなら、先輩に実績を聞くか、月給×12だけで入れて低めに出ておることを承知で見ればよい。経験年数は0年、業態と地域は今の職場のものを選ぶ。
新人
分からない項目があっても、そこで止まらずに済みますね。
先生
3分ほどで確かめられる。転職を考えていなくても構わんぞ。
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まとめ:引かれ方の問題か、給与水準の問題かを切り分ける

この記事のまとめ

  1. 1新卒薬剤師の手取りは月給30万円なら約25万円。引かれ方としては通常の範囲
  2. 2確かめる順番は、総支給額 → 控除の中身 → 総支給額の内訳の3ステップ
  3. 31年目の年収が低くなりやすい大きな理由は賞与。2年目は形が変わる
  4. 4相場と比べるときは、手取りではなく額面年収に直す
先生
新卒で手取りが少ないと感じたとき、いちばん困るのは金額そのものより、それが普通なのかどうか分からんことじゃ。
新人
引かれ方が通常の範囲かは早見表と控除欄で分かるし、1年目の年収の低さも賞与でおおむね説明がつく。そうすると、残る問いは「総支給額そのものはどうなのか」だけなんですね。
先生
そこだけは、自分の明細を見ても答えが出ん。相場と比べて確かめるしかないのう。
新人
1年目で何も分からないまま不安になるより、確かめられるところから順番に潰していけばいいんだと思えました。まずは総支給額から見てみます。
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※手取りの試算は、東京都・40歳未満・扶養親族なし・協会けんぽ加入・令和8年度の料率による。社会保険料は標準報酬月額に対応する折半額、所得税は月額表の甲欄(扶養親族等0人)を用いた。年齢階級別の男女計は、男女別の公表値を労働者数で加重平均したもの。