在宅医療をやりたくない薬剤師へ。個人宅1訪問は平均98分、負荷が高いのは時間外の待機という調査結果、令和8年度改定で在宅が減りにくい理由、担当件数と当番を数字で相談する方法、在宅の少ない職場を求人で見分ける4つの確認を解説します。
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読者からの相談調剤薬局チェーンで働く5年目、29歳の薬剤師です。店舗は常勤換算3人で、個人宅の在宅患者12人を担当していて、月25回ほどの訪問のうち8割は私が行っています。訪問の日は外来が後ろ倒しになって報告書が夜に残り、時間外の連絡用の携帯は月の半分を私が持ち帰ります。先月は日曜に2回、臨時処方で呼ばれました。上司からは「来年は在宅をもっと増やす」と言われています。在宅医療が大事な仕事なのは分かっていますが、正直やりたくありません。でも、そう言えば逃げだと思われそうで言い出せません。在宅の少ない職場に移るべきか、今の職場で減らせるのか、どう考えればいいのでしょうか。
📌この記事のポイント
- 在宅医療をやりたくない薬剤師は、つらい部分と1か月の件数を書き出し、減らすか移るかを決める
- 在宅は令和8年度の改定で減りにくいので、待たずに件数と当番の偏りを数字で相談する
- 移るなら求人票の「在宅なし」ではなく、訪問件数・個人宅か施設か・時間外の体制・人数を聞く
まず結論:在宅医療をやりたくないなら、つらい部分と直近1か月の件数を書き出してから「今の職場で減らす」か「在宅の少ない職場へ移る」かを決める
まず結論じゃ。在宅医療をやりたくないと感じたら、つらい部分と、直近1か月の件数を書き出す。そのうえで、今の職場で減らすか、在宅の少ない職場へ移るかを決めるんじゃ。
書き出してから決める、なんですね。相談者さんは「逃げだと思われそう」と書いていましたけど、やりたくないと思うこと自体は、どう受け止めたらいいんでしょう。
甘えではない。在宅は、外来より1件あたりの時間が長く、閉局後も電話を待つ仕事じゃ。そこで消耗するのは自然なことじゃ。なお、ここで言う在宅は、自宅で働く在宅勤務ではない。患者さんの自宅や施設を訪ねる、在宅医療のことじゃ。
検索すると、在宅勤務の話も混ざって出てきますもんね。「そのうち在宅が減るかも」と待つ人も多そうですけど…。
待つのは選びにくい。令和8年度、2026年6月施行の調剤報酬改定で、在宅を行う薬局の評価が引き上げられた。会社が在宅を増やそうとするのは、この流れの中にあるんじゃ。じゃから、相談するか移るかを自分で選ぶ。その材料が、書き出した数字になる。
待っていても減らないなら、自分で選ぶしかないんですね。数字があれば、どちらを選ぶにしても話が具体的になりそうです。
在宅のどこがつらいかを4つから選び、訪問件数や時間外の呼び出し回数など直近1か月の数字を書き出す
では、どこがつらいのかを分けてみよう。在宅のつらさは4つに分けられる。移動、個人宅での対応、報告書と連絡、時間外の待機と呼び出しじゃ。
!在宅のどこがつらいか
移動(車の運転、階段、天候)
個人宅での対応(患者さん・家族とのやりとり、認知症、不衛生な部屋、1人での訪問)
報告書と連絡(医師・ケアマネジャーへの報告書、訪問の日程調整)
時間外の待機と呼び出し(連絡用の携帯、休日・夜間の臨時処方)
4つに分かれていると、自分がどれに当たるか選びやすいです。どれがつらいかで、次にやることも変わるんですか?
変わる。移動がつらいなら訪問の件数と訪問先の見直し、時間外がつらいなら当番の回し方の見直しを、上司に頼むことになる。次の職場で確かめることも同じじゃ。
調査では、個人宅への訪問1回に平均98分かかり、薬剤師の負荷が特に高いのは時間外の待機
在宅の手間を数字で見ておこう。個人宅への在宅訪問の作業時間は、1回あたり平均98分じゃ。日本保険薬局協会の委託で、日本総合研究所が2025年6月に行った調査じゃ。協会の会員の地域連携薬局で、在宅にいちばん携わる薬剤師868人が、5月の訪問について答えておる。
98分…。1件で1時間半以上かかるんですね。これは、全国の平均と考えていいんですか?
そこは正確に言っておく。業界団体が、在宅の報酬引上げを要望するためにまとめた資料じゃ。国の統計ではない。そのうえで、内訳を見てみよう。
個人宅1訪問あたりの作業時間の内訳(平均98分)
| 作業 | 時間 |
|---|
| 訪問の調整・事務連絡・問い合わせ | 8分 |
| 調剤 | 24分 |
| 移動 | 25分 |
| 患者さん・家族とのやりとり、薬学的管理 | 16分 |
| 報告書の作成 | 11分 |
| 訪問に紐づく多職種との連絡 | 6分 |
| 訪問に紐づかない多職種との連絡 | 8分 |
移動の25分と調剤の24分が大きいですね。患者さんとのやりとりは16分なのに、その前後にこんなに時間がかかっているとは思いませんでした。
同じ調査で、業務ごとの精神的な負荷を5段階で聞いておる。負荷が高いのは、訪問そのものではない。「緊急対応等に備えるための待機」は3.8で、患者本人とのやりとりの3.2、家族とのやりとりの3.0より高かったんじゃ。これを上回ったのは、終末期ケアで使う医療用ポンプの扱いの3.9だけじゃ。
訪問しているときより、待っている時間のほうがつらいんですね…。
負荷が高い業務を自由に書いてもらった回答でも、いちばん多かったのは時間外・臨時対応で、156件中55件じゃ。「閉局時にいつ電話がかかってくるか身構えているのが負担」という声が載っておる。
相談者さんの「携帯を月の半分持ち帰る」「日曜に2回呼ばれた」は、まさにこの待機ですね。1人だけが弱いわけじゃなくて、多くの在宅担当が同じところで消耗しているんだ…。
そういうことじゃ。やりたくないのは甘えではない、と言ったのは、この数字があるからじゃ。
書き出す数字は、訪問件数・担当患者数・時間外の電話と出動の回数・当番の日数の4つ

明日できることを1つ渡しておこう。直近1か月の数字を4つ書き出すんじゃ。訪問記録、当番表、スマホの着信履歴から拾える。
- 訪問件数(そのうち自分が行った数)
- 担当患者数(個人宅か施設か)
- 時間外に受けた電話と、出動した回数
- 連絡用の携帯を持ち帰った日数
相談者さんなら、訪問25回のうち20回が自分、担当12人は全員個人宅、携帯は15日、出動2回ですね。並べてみると、かなり重いです。
そうじゃろう。何件なら適正か、という公的な目安はない。じゃから比べるのは、同じ店舗の薬剤師の間の偏りじゃ。この数字は、今の職場で相談するときにも、次の職場を選ぶときにも使う。
「つらい」だけだと伝わりにくいけど、「25回のうち20回」なら、偏りが一目で分かりますね。
令和8年度の調剤報酬改定で在宅を行う薬局が厚く評価され、在宅は今の職場で待っていても減りにくい
ここで、在宅が減りにくい理由を見ておこう。令和8年度の調剤報酬改定では、在宅医療に関わる加算が上がった。主なものを表にまとめた。
令和8年度調剤報酬改定の在宅に関わる評価(2026年6月施行)
| 項目 | 改定前 | 改定後 | ポイント |
|---|
| 在宅薬学総合体制加算1 | 15点 | 30点 | 訪問の実績要件は年24回から48回以上へ |
| 在宅薬学総合体制加算2(個人宅) | 50点 | 100点 | 在宅の実績が多い薬局が、個人宅の患者の処方箋を調剤したとき |
| 在宅薬学総合体制加算2(施設など) | 50点 | 50点 | 施設などの患者は据え置き |
| 地域支援・医薬品供給対応体制加算4 | 10点(地域支援体制加算3) | 37点 | 調剤基本料1以外の薬局。個人宅の在宅実績(処方箋1万枚あたり年24回以上)が必須。この要件は令和6年度から |
在宅薬学総合体制加算が15点から30点、個人宅は50点から100点…。倍になっているんですね。
在宅薬学総合体制加算とは、在宅の体制を整えた薬局が、在宅患者の処方箋を調剤したときに上乗せされる加算じゃ。読み方は2つある。1つ目は、在宅をしている薬局ほど、在宅患者の処方箋1枚あたりの加算が大きくなったことじゃ。
在宅を続けている薬局ほど、評価が積み上がる仕組みなんですね。
2つ目は、施設より個人宅のほうが厚く評価されたことじゃ。施設などは50点のまま、個人宅は100点。会社が個人宅の在宅を増やしたいと考える理由の1つになりうる。
相談者さんの担当は全員個人宅でしたよね。上司の「来年は在宅をもっと増やす」も、この流れの中にあるんですね。
もう1つ、表のいちばん下の地域支援・医薬品供給対応体制加算じゃ。調剤基本料1以外の薬局の加算4では、個人宅の在宅の実績が、処方箋1万枚あたり年24回以上必要になっておる。
いや、個人宅の在宅実績を必須とする区分は、令和6年度からある。令和8年度は、後発医薬品調剤体制加算との統合に伴って、名前と点数が変わったんじゃ。点数が上がった分をすべて在宅の評価と読むことはできんが、在宅の実績が加算の条件に入っている形は続いておる。
制度の側が在宅を条件にしている以上、会社が在宅を減らす方向にはなりにくいんですね。
そうじゃ。じゃから減るのを待つのではなく、件数と当番を相談するか、在宅の少ない職場へ移るかを自分で選ぶ。まずは相談のほうから見ていこう。
今の職場で在宅の負担を減らすには、「在宅をやめたい」ではなく担当件数と時間外の当番を数字で相談する
「在宅をやりたくない」とそのまま言うと、在宅を増やしたい会社とは話が平行線になりやすい。頼むのは、在宅をやめることではない。自分に偏っている件数と当番を減らすことじゃ。
「やめたい」ではなく「偏りを減らしたい」なら、会社の方針とぶつからずに話せそうです。
相手は管理薬剤師か、エリアマネージャーじゃな。書き出した数字を持って行くんじゃ。
担当件数の偏りは、1か月の訪問件数と担当患者数を見せて相談する
1つ目は担当件数じゃ。切り出し方は、たとえばこうじゃ。「先月の訪問25回のうち20回が私でした。外来と報告書が回らなくなっているので、担当の分け方を相談させてください」。
「やりたくない」が1つも入っていないのに、困っていることはちゃんと伝わりますね。常勤換算3人の店で、訪問の8割が1人に集まっているんですから。
ひとつ注意がある。在宅の訪問指導の点数は、保険薬剤師1人につき週40回まで算定できる。これは算定上の上限で、担当量の目安ではない。
週40回までは普通、という意味ではないんですね。上限の数字と、1人が無理なく持てる件数は別の話なんだ。
時間外の電話対応は薬局の体制として求められるもので、当番を1人で持ち続ける前提ではない
2つ目は時間外の当番じゃ。在宅患者訪問薬剤管理指導料の算定要件では、休日・夜間を含む開局時間外の対応は、その薬局か、在宅協力薬局との連携による体制として求められておる。
個人ではなく、薬局の体制として求められているんですね。
令和8年度からは、初回の訪問時に、薬剤師と連絡がとれる電話番号や緊急時の注意事項を、文書で渡すことが要件に加わった。出られなかった電話には、速やかに折り返すことも求められておる。
電話が来る前提の仕組みなんですね…。だとすると、その電話を受けるのは、1人に決まっていなくてもいいということですか?
制度は、薬局の体制として書いておる。携帯の当番を薬剤師の間で回す。在宅協力薬局と分担しているか確かめる。こうした相談は、制度の筋に沿っておる。切り出し方は「携帯を月の半分持ち帰っていて、休みの日も電話が気になって休めません。当番の回し方を相談させてください」じゃ。
相談者さんの「携帯は月の半分」「日曜に2回の出動」が、そのまま相談の材料になりますね。
1人で行くのが怖い訪問先は、複数名での訪問を上司に相談できる
3つ目は、1人で行くのが怖い訪問先じゃ。令和8年度から「複数名薬剤管理指導訪問料」、300点が新設された。興奮や攻撃性があり、医師が複数名での訪問が必要と認めた患者さんの自宅に、薬剤師以外の職員も含めて複数名で訪問した場合に評価される。
1人で訪問する怖さが、制度の上でも認められたんですね。
対象は、医師が必要と認めた患者さんに限られる。薬局の都合だけでは使えん。それでも、1人では安全に訪問できないおそれがある、という理由で同行を相談する根拠にはなる。
対象に当たらない訪問先もありますよね。一人暮らしの異性の方のお宅とか、部屋の衛生状態が気になるお宅とか…。
対象に当たらない場面でも、1人では不安な訪問先は、件数と一緒に上司に伝えるとよい。黙って抱えていると、その負担は数字に出てこんからな。
相談しても変わらなければ、求人票の「在宅なし」ではなく4つの数字で在宅の少ない職場を選ぶ
相談しても件数と当番が変わらないとき、在宅の少ない職場へ移ると決めてよい4つの状況
相談しても、件数と当番が変わらないこともある。そのときに移る目安を4つ挙げておく。
!在宅の少ない職場へ移る目安
会社の方針で、個人宅の在宅をさらに増やすと言われている
常勤換算の薬剤師が少なく、当番を回す相手がいない
相談して1〜2か月たっても、件数も当番も変わらない
休みの日も電話が気になって休めない状態が続いている
2つ目の「当番を回す相手がいない」は、人数が少ない店ほど当てはまりそうですね。
中央社会保険医療協議会(中医協)の令和7年11月の資料を見てほしい。在宅や夜間休日など負荷の大きい処方箋への対応は、常勤換算の薬剤師数が2人以下の薬局で実施割合が低く、5人超の薬局で高い結果じゃった。少人数の店で在宅をしていると、当番を回す相手が限られるんじゃ。
相談者さんの店も常勤換算3人です。当番を分けられる相手は、多くても2人なんですね。
そうじゃ。もう1つ、入社のときに「在宅は少ない」と聞いていたのに増えた場合は、労働条件通知書の「従事すべき業務」の欄を見てほしい。2024年4月以降に結んだ契約なら、業務の「変更の範囲」も書かれておる。労働基準法施行規則の改正で、明示が必要になったんじゃ。
そこは言い切れん。書いてあるかどうかだけで、断れるかは判断できんのじゃ。それ以前の契約には、変更の範囲が書かれていないこともある。まず確かめる材料として使ってほしい。
聞いていた条件と入社後の実態が違うときの対処は、こちらの記事で確かめてください。
あわせて読みたい薬剤師が転職後「条件が違う」と感じたら?騙されないための対処法と再転職の進め方
労働条件通知書の確認方法、辞めるべきかの判断基準、再転職で同じ失敗を繰り返さないための防衛策をまとめています。
相談してみて変わらなかったとしても、動いたことは無駄にならなさそうですね。
無駄にはならん。相談した経験は、次の職場の面接で「在宅の件数と体制を確かめたい理由」として、そのまま話せる。
確かめる4つは、月の訪問件数と担当人数・個人宅か施設か・時間外の連絡体制・常勤換算の薬剤師数
移ると決めたら、求人の見方を変えることじゃ。求人票の「在宅あり」「在宅なし」の一言では、負担の大きさは分からん。在宅の負担は、件数・訪問先・時間外の体制・人数で決まるからじゃ。
「在宅なし」と書いてあれば安心、というわけではないんですね。
書き出した自分の数字と、同じ4つで比べるんじゃ。確かめる4つを表にした。求人票で分かることと、面接や転職エージェントに聞くことを分けてある。
在宅の負担を確かめる4つ
| 確かめること | 求人票で分かること | 面接・転職エージェントに聞くこと |
|---|
| 月の訪問件数と担当人数 | 「在宅あり」の有無まで | 月の訪問件数と、在宅を担当する薬剤師の人数 |
| 個人宅か施設か | 書かれないことが多い | 訪問先の内訳(個人宅と施設の割合) |
| 時間外の連絡体制 | 書かれない | 連絡用の携帯を何人で回すか、在宅協力薬局との分担 |
| 常勤換算の薬剤師数 | 書かれることがある | 在宅を担当する人数とは別に確かめる |
時間外の連絡体制は、求人票には書かれないんですね。聞かないと分からないところほど、相談者さんがつらいところです。
聞き方はこうじゃ。「在宅の訪問は月に何件で、何人で担当していますか」「時間外の連絡用の携帯は、何人で回していますか」。
個人宅か施設かも聞くんですね。施設が中心だと、何か違うんでしょうか。
施設では、同じ建物の複数の患者さんを1回の訪問で回ることがある。個人宅を1軒ずつ回るのとは、移動の負担が違う。ただ、個人宅は令和8年度の改定で厚く評価されたから、今は施設中心でも個人宅を増やす方針の会社もある。今後の方針も聞いておくとよい。
相談者さんの数字、訪問25回の8割と携帯15日を並べておけば、次の職場で何が減るのかが見えますね。
業態で選ぶときも「在宅がない」ではなく「在宅の比重が小さい」で考え、店舗ごとに確かめる
業態で選ぶときも、「在宅がない」ではなく「在宅の比重が小さい」で考える。調剤薬局にも在宅の少ない店舗はあるから、4つの数字で店舗ごとに確かめる。
ドラッグストアや病院なら、在宅はないと考えていいんですか?
ドラッグストアは、調剤をしない店舗なら在宅はない。調剤併設の店舗は、在宅を行うところもある。病院は入院と外来の患者さんが中心で、在宅の比重は小さいことが多い。ただ、患者さんの家を訪問する病院もあるから、ここも応募先ごとに確かめる。訪問がなくても、当直や日直といった別の時間外勤務がある場合がある。
病院の当直は、私の職場にもあります。時間外がつらい人は、そこも確かめたほうがいいですね。
そうじゃ。在宅専門の薬局は、外来と兼務しない別の働き方じゃ。ただ、在宅そのものが仕事の中心じゃから、在宅をやりたくない人の移り先にはならん。
在宅の少ない職場に移ったら、せっかくの在宅の経験がもったいない気もします…。
もったいなくはない。在宅を経験したことは、面接で話せる経験じゃ。移ると決めたら、在宅の件数まで確かめてくれる転職サイトを先に絞ると動きやすい。
求人票に出ない数字を代わりに聞いてくれる人がいると、心強いですね。
転職サイト診断は、6つの質問に答えるだけで、会員登録は不要じゃ。約30秒で、合いやすい転職サイトの上位3つが出る。希望する職場は「調剤薬局」「ドラッグストア」「病院」から選ぶ。「在宅医療に関わりたい」は、在宅を増やしたい人向けの選択肢じゃ。
選ぶ職場を間違えると、逆の結果になってしまいますね。重視することとサポートは、どれが合いますか?
重視することは「残業や休みを見直して無理なく働きたい」、サポートは「求人紹介から面接対策まで手厚くサポートしてほしい」じゃ。在宅の件数と時間外の体制は求人票に出んから、転職エージェントに確かめてもらうんじゃ。
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まとめ:在宅のつらさを数字にして、担当件数と当番を減らす相談か、在宅の少ない職場への転職かを選ぶ
この記事のまとめ
- 1在宅をやりたくないのは甘えではない。個人宅1訪問は平均98分、負荷が高いのは時間外の待機
- 2令和8年度の改定で在宅は厚く評価され、今の職場で待っていても減りにくい
- 31か月の訪問件数・担当患者数・時間外の呼び出し・当番日数を書き出し、偏りを上司に相談する
- 4変わらなければ、訪問件数と担当人数・個人宅か施設か・時間外の体制・薬剤師数を確かめて選ぶ
在宅をやりたくないという気持ちは、数字にすると相談できる形になる。今日やることは、先月の訪問件数と、携帯を持ち帰った日数を書き出すことじゃ。
相談者さんが言い出せなかったのは、「やりたくない」を伝える形がなかったからなんですね。「先月は訪問の8割が私でした」と言えれば、逃げではなく偏りの話になります。
その数字で今の職場に相談し、変わらなければ、同じ数字で次の職場を選ぶ。診断は、転職を決めていなくても使える。転職意欲で「今の職場に残るか迷っている」や「まずは情報収集したい」を選べる。職場の選択肢は、さっきと同じく調剤薬局・ドラッグストア・病院の3つから選ぶとよい。
薬局で働いている友人にも在宅を担当している人がいるので、まず先月の件数を書き出してみて、と伝えてみます。
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