承認事項一部変更

ファビハルタカプセル200mgでIgA腎症を追加

記事公開:承認日:

薬の概要

販売名
  • ファビハルタカプセル200mg
一般名
  • イプタコパン塩酸塩水和物

何が変わったのか

ファビハルタカプセル200mgは、補体B因子を阻害する薬で、これまで発作性夜間ヘモグロビン尿症とC3腎症に用いられてきました。今回、効能・効果にIgA腎症が追加されました。 用法・用量は変更なく、通常は成人にイプタコパンとして1回200mgを1日2回経口投与します。審査では、IgA腎症に対する有効性が示され、安全性は許容可能と判断されています。


実務上のポイント

IgA腎症で使うときは、まず適応患者の見極めが重要です。審査報告では、支持療法を行っても蛋白尿が残る患者を念頭に置くべきとされており、臨床成績の対象患者像を確認したうえで処方の妥当性を見ます。 処方監査では、以下を確認するとよいです。 - 用法・用量は通常、成人に1回200mgを1日2回です。 - 既承認効能と同様に、髄膜炎菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌b型に対するワクチン接種歴を確認します。 - 未接種、または追加接種が必要な場合は、原則として投与開始の少なくとも2週間前までに接種されているかを確認します。 - IgA腎症の診断、治療に精通した医師・医療機関で使われているか、また髄膜炎菌感染症の診断、治療に精通した医師と連携できているかを確認します。 - 腎機能低下例では、特にeGFRが20mL/min/1.73m2未満の患者は投与経験が限られるため、慎重な観察が必要です。


まとめ

ファビハルタカプセル200mgにIgA腎症が追加され、用法・用量は変更ありません。実務では、支持療法後も蛋白尿がある患者かどうかと、莢膜形成細菌感染への対策が取れているかを確認します。


詳細は審査報告書をご確認ください。

審査報告書を確認する

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