承認事項一部変更

スキリージ皮下注で小児の尋常性乾癬などに承認事項一部変更 55mgシリンジも追加

記事公開:承認日:

薬の概要

販売名
  • スキリージ皮下注150mgシリンジ1mL、同皮下注150mgペン1mL、同皮下注75mgシリンジ0.83mL、同皮下注55mgシリンジ0.37mL
一般名
  • リサンキズマブ(遺伝子組換え)

何が変わったのか

スキリージ皮下注は、IL-23p19(interleukin-23 p19:インターロイキン23のp19サブユニット)を標的とするヒト化IgG1モノクローナル抗体で、これまで尋常性乾癬、乾癬性関節炎、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、掌蹠膿疱症に用いられてきました。今回、6歳以上の小児を対象に、尋常性乾癬、乾癬性関節炎、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症の用法・用量が追加され、あわせて55mgシリンジ0.37mLの剤形が追加されました。 用法・用量は、小児では体重で分かれます。尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症では6歳以上、乾癬性関節炎では5歳以上が対象です。 ・体重40kg以上:1回150mg ・体重40kg未満:1回55mg ・投与時期:初回、4週後、以降12週間隔で皮下投与 なお、成人の用法・用量は従来どおりで、尋常性乾癬、乾癬性関節炎、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症では1回150mgを基本とし、患者の状態に応じて1回75mgを投与できます。掌蹠膿疱症については、今回の変更後も成人のみが対象です。


実務上のポイント

まず、処方監査では「病名」「年齢」「体重」「製剤規格」の4点を確認する必要があります。小児適応は病型で年齢が異なり、尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症は6歳以上、乾癬性関節炎は5歳以上です。 用量は体重で分かれるため、来局時や病棟で最新体重を確認することが重要です。体重40kg以上なら150mg、40kg未満なら55mgを、初回、4週後、その後は12週間隔で使用します。55mgシリンジ0.37mLは今回追加された規格なので、在庫や調剤時の取り違えにも注意が必要です。 安全面では、感染症、過敏症、好中球減少などの既知のリスクを念頭に置きます。小児では上気道感染などが目立つ可能性があるため、発熱や咳嗽、皮疹の悪化、注射部位反応の有無を確認し、必要に応じて受診につなげるとよいです。小児PsA、GPP、EPでは市販後に安全性・有効性を引き続き検討するとされているため、使用実態の情報収集にも関わる場面がありそうです。


まとめ

今回の変更で、スキリージ皮下注は6歳以上の小児の尋常性乾癬などに使えるようになり、55mgシリンジも追加されました。実務では、年齢・体重・病型を確認し、適切な規格と投与間隔になっているかを必ず見ます。


詳細は審査報告書をご確認ください。

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