転職

50代薬剤師「年下上司がやりにくい」|抜かれたと決めつけなくていい理由と職場の選び直し方

公開日:

50代の薬剤師が年下の管理薬剤師をやりにくいと感じるのは自然なことです。薬局の管理者はその店で働く薬剤師のうちから指定される決まりで、全社の薬剤師に総合順位をつけて選ぶ仕組みではありません。経験の出し方の変え方と、職場を選び直すときの確認先まで解説します。

登場キャラクター

薬剤師じいさん

薬剤師じいさん

薬剤師歴70年の大ベテラン。病院・薬局・ドラッグストアすべてを経験してきた生き字引。豊富な経験と公的データに基づいて、若手薬剤師の悩みにズバッと答えます。

みさ

みさ

新卒2年目の若手薬剤師。病院で働いているけど、年収やキャリアに不安を感じている。全国の悩める若手薬剤師を代表して、気になることをどんどん質問していきます!

💬
読者からの相談

調剤薬局で働く53歳の薬剤師です。勤続20年を超えましたが、去年から管理薬剤師が15歳下の方に代わりました。年下の上司というだけでもやりにくいのに、鑑査の手順で気になった点を伝えても「今はこのやり方でやっています」で終わってしまいます。若い薬剤師も、私ではなく管理薬剤師にばかり質問しにいきます。役職が欲しいわけではありません。ただ、この店で自分だけが使いようのない人間として扱われている気がして、定年まであと7年をこのまま働き続けるのかと思うと気が重いです。

📌この記事のポイント
  • 年下が管理薬剤師なのは、その店で働く薬剤師から選ぶ決まりだから。薬剤師としての総合順位ではない
  • 経験は「語る」と否定に聞こえる。「これ、自分がやりましょうか」に置き換える
  • 転職の前に店舗異動が使える。動くなら年齢構成と管理薬剤師の在任年数を確かめる

まず結論:年下が上司でも、「薬剤師として順位で負けた」とは限らない

先生
今日は53歳の薬剤師さんからのお便りじゃ。管理薬剤師が15歳下の方に代わって、意見を言っても通らん。若い薬剤師も自分のところには聞きに来ん。……この手の相談に、世間はだいたい「プライドを捨てなさい」と返すんじゃ。
新人
ネットの相談でもよく見ます。「年下に抜かれるのは仕方ない」とか「自尊心を手放しましょう」とか……。でも、そう言われて楽になる人っているんでしょうか。
先生
わしは、その前に確かめておきたいことがあると思っとる。薬局の管理薬剤師は、その薬局で働いておる薬剤師のうちから指定するという決まりになっておるんじゃ。会社が全社の薬剤師を能力順に並べて、上から充てておるわけではない。
新人
……ということは、全社の薬剤師と比べられて追い抜かれた、という話ではないのかもしれないということですか?
先生
そういうことじゃ。捨てろと言われとるプライドが、最初から発生しておらんかもしれん。今日はまずそこを、条文と国の統計で確かめる。
新人
前提のほうが違っていた、ということなら……だいぶ話が変わってきますね。ただ、それが分かっても毎日のやりにくさは残る気がします。
先生
そこも扱う。やりにくさが減るかどうかを分けるのは、経験を語る差し出すかの違いじゃ。「昔はこうだった」は相手に否定として届くが、「これ、自分がやりましょうか」は歓迎される。それでも変わらんときの順番は、店舗異動、それから環境を変える。いきなり転職を考えんでよい。
新人
順番があるんですね。それだけでも、少し息がつけそうです。

薬局の管理薬剤師は「その店にいる人の中から」決まる

先生
ここからは、管理薬剤師がどうやって決まるのかを条文で確かめよう。ここが分かると、年下の上司の受け止め方が変わるはずじゃ。
管理薬剤師の椅子は店舗ごとに1つあり、その店で働く薬剤師の中から座る人が決まることを示した図。店舗によって管理薬剤師の年代は30代・50代・40代とばらばら

条文が定めているのは「その薬局で働く薬剤師のうちから指定する」

先生
薬機法——医薬品医療機器等法の第7条が、薬局の管理者の決め方を定めておる。第2項は、薬局開設者が薬剤師でないときの決め方じゃ。指定するのはその薬局において薬事に関する実務に従事する薬剤師のうちから、と書いてある。
新人
開設者が薬剤師でないとき、というのは……法人の薬局チェーンだと、開設者は会社そのものですよね。
先生
そのとおりじゃ。法人は薬剤師ではないから、この第2項がそのまま当てはまる。開設者が薬剤師本人の場合も、第1項のただし書で同じ考え方が示されておる。
新人
つまり、選ぶ範囲が「その店にいる人」に限られているということですか。
先生
そこが肝じゃ。全社の薬剤師を並べて比べる仕組みではない。その店で働いておる薬剤師の中から、会社が誰かを指定する。……ただし、ここで話を終えると片手落ちになるんじゃ。
新人
そこまでは分かりました。……でも、その店にいる人なら誰でもいい、というわけでもないですよね?
先生
よいところを突いた。第7条には、もうひとつ見ておくべき項があってな。第3項には、管理者は必要な能力及び経験を有する者でなければならないと書いてある。厚生労働省の法令遵守ガイドラインも、薬局開設者に対して、その人が権限に応じた知識や経験を備えておるかを客観的に判断するよう求めておる。じゃから「選任に評価はいっさい関係ない」とは言えんのじゃ。
新人
……そうなると、やっぱり評価で負けたということになりませんか。
先生
そこは分けて考えてほしい。見られるのはその薬局の管理者としてどうかであって、全社の薬剤師に総合順位を付けた結果ではない。相談者さんが「抜かれた」と受け取っておるのは後者のほうじゃろう。そこまでは、この条文からは出てこん。

兼務できないから、管理者の椅子は店舗の数だけ要る

先生
同じ第7条の第4項には、管理者はその薬局以外の場所で、業として薬事に関する実務に従事してはならんと書いてある。都道府県知事の許可を受けたときは例外じゃが、原則として掛け持ちはできん。
新人
1人が2店舗の管理薬剤師を兼ねる、ということができないんですね。……ということは、店舗が10あれば、原則として管理薬剤師も10人必要になるということですか。
先生
そうなる。椅子の数は、店舗の数で決まるんじゃ。全社で年功や評価の順番待ちをして回ってくる椅子ではない。その店に必要になったときに埋まる椅子じゃな。
新人
だから経験の浅い人が座ることもあるし、20年やってきた人が座らないこともある……。それを「薬剤師として下に見られた」と読んでしまうと、つらくなりますね。
先生
わしが調剤薬局におった頃も、管理薬剤師が誰になるかは店ごとにばらばらでな。経験年数の順に並んでおるわけでもなければ、いつも同じ理由で決まるわけでもなかった。もっとも、これはわしが見ておった範囲の話じゃ。決め方そのものは会社によって違う。
新人
会社によって違う……。となると、よその店で聞いた事情を自分の店に当てはめても仕方がないんですね。

「実務経験5年」は、あなたではなく会社に向けられた目安

先生
もうひとつ、誤解されやすいものがある。管理薬剤師を調べると「実務経験5年以上」と必ず出てくるじゃろう。あれは厚生労働省のガイドラインが、薬局開設者に向けて示した選任の目安じゃ。本人に課された一律の資格要件ではない。
新人
会社が人を選ぶときの目安ということですね。……ということは、5年を超えていれば自動的に候補になる、というものでもないんですか。
先生
そうじゃ。ガイドラインは5年のほかに認定薬剤師であることなども挙げておってな、どれかを満たせば自動的に選ばれる、という性質のものではない。じゃから「5年に届かんから選ばれんかった」とも「20年おるから条件は満たしておる」とも言えん。相談者さんの店で15歳下の方が管理薬剤師になった理由も、条文とガイドラインだけからは分からんのじゃ。
新人
分からない、というのが正直なところなんですね。……分からないところを「自分が劣っていると判断された」で埋めていたのかもしれません。相談者さんが「役職が欲しいわけではない」と書かれていたのも、いま腑に落ちました。欲しいのは椅子じゃなくて、使われている実感のほうなんですね。

薬局で働く薬剤師は、30代がいちばん多い

先生
もうひとつ確かめておきたい数字がある。「この店で自分だけが浮いておる」という感覚のほうじゃ。
新人
相談者さんのお便りで、いちばん重かったところです。「自分だけが使いようのない人間として扱われている気がする」って……。
先生
厚生労働省の「令和6年 医師・歯科医師・薬剤師統計」を見てみよう。薬局に従事する薬剤師は197,437人。年齢の内訳はこうなっとる。

薬局に従事する薬剤師の年齢構成(令和6年12月31日現在・平均年齢46.8歳)

年齢階級人数構成割合
29歳以下23,734人12.0%
30〜39歳50,041人25.3%
40〜49歳44,476人22.5%
50〜59歳40,401人20.5%
60〜69歳27,304人13.8%
70歳以上11,481人5.8%
新人
いちばん多いのが30〜39歳で25.3%、平均年齢も46.8歳……。薬局の中心層って30代なんですね。
先生
そうじゃ。ただし気をつけたいのは、これは薬局で働く薬剤師全体の年齢構成であって、管理薬剤師とその部下の年齢の組み合わせを調べた数字ではない、ということでな。それでも、30代も50代もどちらも厚い層としておる以上、年齢差のある上司と部下の関係が生まれること自体は、めずらしいことではない。
新人
同時に50〜59歳も20.5%いるんですね。5人に1人。……職場で自分より年上を見かけなくても、それはその店舗の人の配置の話であって、薬局全体でみれば同世代は少数派じゃない、ということですか。
先生
そう読んでよい。この数字は「だから諦めろ」とも「だから恵まれとる」とも言うておらん。ただ、そういう構成の職場じゃという事実があるだけじゃ。

それでも経験が煙たがられると感じるとき、置き換える言葉がある

先生
決まり方が分かっても、日々のやりにくさがそれで消えるわけではない。ここからは、その中身を見ていこう。

「昔はこうだった」は、内容ではなく形式で否定に聞こえる

先生
相談者さんは、鑑査の手順で気になった点を伝えたのに「今はこのやり方でやっています」で終わった、と書いておられた。ここで起きとるのは、指摘の中身が間違っておった、ということではないんじゃ。
新人
中身は合っていたかもしれないのに流された、というのはこたえますね……。ネットには「40代・50代の薬剤師は使えない」という見出しの記事もあって、ああいうものを目にしたら職場でもっと居づらくなりそうです。実際には、何が起きているんでしょう。
先生
ああいう見出しは目につくじゃろうな。じゃが「ベテランは使えない」という括り方は乱暴で、実際に起きておることはもっと単純じゃ。「昔はこうだった」「前の薬局ではこうしていた」という形式のほうが、相手には今のやり方への否定として届くんじゃ。中身がどれだけ正しくても、受け取る側は自分の仕事を否定されたと感じる。じゃから、言えば言うほど立場が悪くなっていく。
新人
経験そのものに価値がないんじゃなくて、届き方の問題……。言われてみればそうですけど、渦中にいたら気づけない気がします。
先生
相手の側の事情もある。年下の管理薬剤師にとって、20年以上やってきた年上の薬剤師に指示を出すのは、決してやりやすいことではない。突き放しとるように見える言い方が、その気まずさから出ておることもある。
新人
両方が気を使っているのに、それが伝わらないまま距離が開いていく……。もったいないですね。
先生
それとな、ここには線を引いておかんといかん。いま話しておるのは、進め方の好みや、前の職場とのやり方の違いを伝えるときの話じゃ。患者さんの安全や、薬局で定めた手順そのものに疑いがあるときは別でな。黙って自分で引き受けて済ませてよい話ではない。何が気になっとるのかを事実と根拠に分けて、管理薬剤師や上長に確認する。そこは経験のある人ほど、言わずに済ませてはいかんところじゃ。
新人
言い方を変えて済ませていい話と、そうしてはいけない話があるんですね。……渦中にいると、その線引きのほうも曖昧になりそうです。
先生
線を引くところが、もうひとつある。人前で繰り返し叱責される、業務から意図的に外される。そこまで来ておるなら、言葉の置き換えでは解決せん。別の問題として扱ってほしい。
あわせて読みたい

薬剤師がパワハラ上司から逃れるには?転職で環境を変える判断基準

言われ方が指導の範囲を超えているかどうかの目安と、記録の取り方・相談先・環境を変える判断基準を解説

明日ひとつ持っていく——「これ、自分がやりましょうか」

先生
やることは、態度を変えることではない。言葉をひとつ置き換えるだけじゃ。経験を語るのではなく、差し出す。
新人
語るのではなく差し出す。同じ経験なのに、そんなに変わるものですか?
先生
変わる。今の店で手が回っておらん業務をひとつ選んで、それを引き受ける形にすると、同じ経験が歓迎される側に回るんじゃ。たとえば、こう言い換える。
🗣️
鑑査の分担が気になったとき

(×)前の薬局ではこうしていました → (○)混む時間の鑑査、自分が受け持ちましょうか

🗣️
在庫の管理が気になったとき

(×)昔は在庫をこう管理していました → (○)不動在庫の整理、来週やっておきましょうか

🗣️
新人の教え方が気になったとき

(×)新人にはこう教えるべきです → (○)新しく入った方の一包化、自分が横で見ましょうか

新人
「昔は」で始まっていた文が、全部「やりましょうか」で終わっていますね。これなら、言われた側も否定されたとは感じなさそうです。
先生
引き受ける先は、業態や役割で選ぶのではない。その店で実際に手が足りておらんところで選ぶ。在宅の同行、施設分の一包化、新人が困っておる工程、鑑査の分担。毎日見ておれば、どこが薄いかは分かるはずじゃ。
新人
20年見てきた人にしか分からない「薄いところ」って、ありそうですね。
先生
わしの周りにも、口で言うておるうちは煙たがられておった人がおってな。それが不動在庫の整理を引き受けてからは、若い薬剤師のほうから「これ、どこにありますか」と聞きに来るようになった。
新人
言葉より先に、引き受けた仕事のほうが伝わったんですね。
先生
明日やることは、これだけでよい。「昔はこうだった」と言いたくなったら、代わりに「これ、自分がやりましょうか」と言えるものをひとつ持っておく。
新人
ひとつだけ、というのがいいですね。気合いを入れ直せ、という話じゃなくて。

転職の前に、店舗異動という手が残っている

先生
管理者は店舗ごとに指定される。裏を返すと、店が変われば上司も変わるということじゃ。会社を辞めんでも、関係をやり直せる可能性がある。
新人
さっきの「椅子は店舗の数だけある」という話が、ここで効いてくるんですね。病院だと部署異動はよく聞きますけど、薬局でも同じことができるとは思っていませんでした。
先生
複数店舗を持つ会社なら、次の面談か本部への連絡のときに、異動希望をひとつ出してみるとよい。出すときは、3つ添える。
  • 希望する働き方(在宅を担いたい、日中の混雑帯で調剤に入りたい、など)
  • これまで担ってきた業務(無菌調剤、施設対応、新人指導、在庫管理など)
  • 通勤できる範囲
新人
希望する働き方、これまで担ってきた業務、通勤できる範囲……。ここに「上司と合わない」は入っていないんですね。
先生
そこが大事なところじゃ。上司への不満だけを理由にせんことじゃ。「合わないので移りたい」だけで伝えると、話が人間関係の調整に寄ってしまって、自分がどこでどう働きたいのかが伝わらん。「この経験を使える店舗で働きたい」と希望のほうを前に出す。困っておることがあるなら、感情ではなく事実として添えればよい。
新人
同じ異動希望でも、何を前に出すかで伝わり方が変わるんですね……。
先生
もっとも、さっき触れたような、指導の範囲を超えた扱いを受けておるなら話は別じゃ。それは異動の希望とは分けて、事実として本部や人事に伝えてよい。……それと、1店舗しかない会社や個人薬局では、この手そのものが使えん。その場合は、次の話に進んでもらいたい。

環境を変えるなら——求人票に出ない2つを、誰に聞くか

先生
異動が難しい、あるいは異動しても変わらんかった。そのときに初めて、外を見る段階になる。

動くとしても、収入がどうなるかは気になるところです。下げ幅が何で決まるかは、以下の記事で整理しています。

あわせて読みたい

50代薬剤師の転職で年収はどれくらい下がる?下げ幅の見積もり方

転職した人の賃金がどう動いたかの公的データと、給与明細から自分が転職で失う額を出す手順を解説

求人票でわかること、わからないこと

先生
同じ悩みを繰り返さんために確かめたいことは、実は求人票には載っておらんのじゃ。

確かめたいことと、どこで確かめられるか(○=確かめられる/△=求人先に確認できる場合がある/×=確かめられない)

確かめたいこと求人票面接転職エージェント
店舗の薬剤師数
店舗の薬剤師の年齢構成×
管理薬剤師の年齢と在任年数×
直近で辞めた人の年代と理由××
新人
求人票で分かるのは薬剤師の人数まで……。年齢構成も、管理薬剤師が誰でいつからなのかも、書いていないんですね。
先生
そこが居心地を分ける。管理薬剤師が着任したばかりなら、その店の進め方はまだ固まっておらん。10年おる人なら、その人のやり方で固まっておることが多い。同じ「合わない」でも、入り込む余地がだいぶ違うんじゃ。
新人
在任年数が効くというのは、考えたこともありませんでした。
先生
ついでに言えば、施設の種別で年齢構成が大きく違うことも、さっきの統計から分かる。薬局の平均年齢が46.8歳なのに対して、診療所は58.4歳、介護保険施設は59.7歳じゃ。
新人
ぜんぜん違いますね……! 年上の方が中心の職場が、実際にあるということですか。
先生
あるにはある。ただし従事する薬剤師の数は、診療所で5,695人、介護保険施設で1,217人と少ない。求人が多い場所ではないから、そこを目指せという話にはならん。現実的なのは、同じ薬局でも店舗ごとに年齢構成が違う、というほうを使うことじゃ。

面接で聞くこと、エージェントに裏取りを頼むこと

先生
面接では、薬剤師の年齢構成と、自分が担う想定の業務を聞く。「どの年代の方が何人いますか」「私はどの業務を任される想定でしょうか」で十分じゃ。
新人
それくらいなら、面接の逆質問で自然に聞けそうです。
先生
一方で、管理薬剤師の年齢と在任年数、直近で辞めた人の年代と理由。これは自分の口からは聞きにくい。こういうことこそ、転職エージェントから求人先に確認してもらうんじゃ。
新人
たしかに、面接で「前の方はなぜ辞めたんですか」とは聞きづらいです……。
先生
「その店舗の管理薬剤師の方は何年目ですか」「前任の方はどういう理由で辞められましたか」と依頼するだけでよい。もっとも、求人先が答えんこともあるから、必ず分かるとは限らん。それでも、自分では聞けんことを代わりに聞いてもらえるかどうかは、転職エージェント選びで差が出るところじゃ。
新人
頼み方まで決まっていると、動きやすいですね。
先生
いきなり応募する必要はない。まずは、こういう裏取りを頼める相手をどう選ぶかから確かめてみるとよい。
🔍
比較ガイド

薬剤師転職サイトの選び方・使い方

登録から内定まで、自分に合うサイトの選び方を解説

まとめ:順位で負けたとは限らない。経験の出し方を変えて、それでも使われないなら場所を変えていい

この記事のまとめ

  1. 1薬局の管理者はその店で働く薬剤師から指定される。全社の薬剤師の総合順位ではない
  2. 2「昔はこうだった」を「これ、自分がやりましょうか」に置き換える
  3. 3複数店舗の会社なら、転職の前に店舗異動を出せる
  4. 4動くなら年齢構成と管理薬剤師の在任年数を、面接とエージェントで確かめる
先生
年下の上司がやりにくいという感覚は、消そうとせんでよい。20年以上やってきた人がそう感じるのは、自然なことじゃ。ただ、そこに「薬剤師として自分のほうが下だと判断された」という解釈まで足す必要はない。管理者の椅子は、全社で順位をつけて回ってくるものではないからな。
新人
感覚のほうは消さなくていい、というのが救われます。無理に納得しようとしなくていいんですね。
先生
明日ひとつだけ、引き受けられるものを持っていく。それで店の空気が変わらんなら、店舗を替える。それでも変わらんなら、経験が使われる場所を外に探す。順番はこれで足りる。
新人
「使われる場所を探す」という言い方、いいですね。逃げるんじゃなくて、置き場所を変えるだけというか。相談者さんにも、そう届いてほしいです。
🔍
比較ガイド

薬剤師転職サイトの選び方・使い方

登録から内定まで、自分に合うサイトの選び方を解説